UTMBで使用するGPSについての考察(その5:実戦テスト編)

さて、UTMBで使用するGPSについての考察、最終章となりました。
ログファイルの中身を解析し、SUNNTO Ambit2の設定は以下のように決定しました。
  • 記録間隔:10秒
  • GPS精度:良い - 24h
  • 心拍計:なし
  • USB充電池により追加充電
この設定にして実際に鎌倉トレイルを走ってきまして、ログを解析しました。

この日の走行距離と時間、電池の残量とログの容量はそれぞれ
  • 1時間36分
  • 18.67km
  • 電池86%残 → 連続稼働で12時間!短か!電波が悪かったのかも。
  • ログ容量:1051Byte
ということで、96分でログは約1MB、48時間駆動したら30MBでAmbit2のメモリ容量48MBにはまだ余裕がありますね。
いいじゃないスカ。机上の計算よりもちょっと容量が大きかったけど何とかなりそうです。

今回の各要素の容量はこんな感じ。

96min 回数 容量(Kb)
gps-base 162 447
gps-tiny 228 54.3
gps-small 618 177
Events 78 21.3
periodic 960 278
overhead 1 70
all   1051

でGPS関連の要素が出てくる頻度はこんな感じ


大体8秒間隔で記録されてますね。このへんは移動スピードとか電波状態で変わってくるのでなんとも言えないですが鎌倉トレイルみたいにちょこまかと曲がるトレイルでも軌跡は綺麗に録れていますので適切に調整されているのではないでしょうか。
というわけで、長い連載でしたが、いかがでしたでしょうか。
皆さんのGPS選びのお役に立てば幸いです。

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