自律神経とランの関係

ボクはもともと自律神経の調整能力が弱い。だから妙に寒がりだったり、気圧が低くなると体調を崩したり、こないだのようにパニック発作を起こしたりするのだろう。採血のときに気持ちが悪くなったり(迷走神経反射)、食欲とか消化吸収にも関係しているかもしれない。
何とかして自律神経の働きを強化してUTMBを走ってた頃のように健康を取り戻したいと思いTarzanから出ていたムック本を買ってみた。

Tarzan 自律神経を整える
Tarzan 自律神経を整える
内容はというと、自律神経とはいったいなんぞや、どんな役にたっているのか、自律神経の能力を弱くする習慣や行動、自律神経の強化に効く体操、食事、メンタル面でのセルフケア、睡眠改善などなど。
しかし、読み始めから面白い(恐ろしい)ことを発見した。持久力の正体は自律神経だということ。走っている最中に体温をコントロールするために汗を出したり、血流量を調整して酸素を行き渡らせたり、呼吸数の調整も自律神経系の役割。考えてみれば当たり前だ。つまり自律神経の調整能力が弱いボクは長距離走には向いてないということだ(!)


さらにこんなことも書いてあった。自律神経の調整が弱い状態で無理なトレーニングを行って辛さ=達成感と感じてしまうと、更に自律神経が弱っていってしまうのだ。
さらにさらにこんなことも書いてあった。自律神経は年齢とともに能力を落としていく。60代では10代の頃の4分の1となるようだ。神経を劣化させていく原因は「活性酸素」。つまり!トレーニングにより筋肉中に発生した活性酸素は自律神経の能力を加速度的に落としていくのだ。


自律神経の調整能力を弱くさせる原因の中には「睡眠」ももちろん関係している。良い睡眠により交感神経と副交感神経のバランスを整えるのだ。
これらを考えると「夜も寝ないで山の中をヘトヘトになりながら走るトレイルランニング」は自律神経にとって最も良くない運動と言えるだろう。
しかし、もう一度なんとしてもUTMBを50代で走って完走してやろうと目論んでいるボクはこの本の内容をよく理解し、食事面や睡眠面からも気をつけて体との対話をしながら、なんとかまた走力を上げていきたいと思っている。とりあえず梅雨が開けたらまたマフェトン理論に沿ったトレーニングから開始したい。
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