くだまつ笠戸島アイランドトレイルを走ってきました

2月 15, 2016

くだまつ笠戸島アイランドトレイルを走ってきました

土日の強行スケジュールで、くだまつ笠戸島アイランドトレイルを走ってきました。なんでまたそんな遠いところまでと言うと、ちょいと昔話をしないといけません。。。
私は小学生、中学生の時分に下松市のお隣の徳山市（今の周南市）に住んでいたことがあり、その当時はまだ祖母が下松に住んでいたこともあって、土日には釣り竿を持ってよく泊まりに来ていたのでした。
海の傍なので釣りポイントは幾らでもあり、近場の虹ヶ浜海岸や室積もよく行ったのですが笠戸島にかかる笠戸大橋のたもとでもよく釣りをしていました。今思うと大して釣れなかったと思うのですが、何か楽しかった覚えがあります。ハゼとかキスとかがよく釣れましたね。たまにメバルとか石鯛やふぐまで釣れたことも。
あれから30年。父親は定年退職してから東京をさっさと離れて、下松を挟んで反対側のお隣、光市に一戸建てを建てました。しかし、さぁ田舎暮らしを満喫しようとしていた矢先にあっけなく亡くなってしまいました。
私はといえば、母親1人で住んでいる実家に帰っても墓参りと散歩ぐらいしかやることもなく、2年に1回ぐらいしか帰っていません。もうこの歳になって母親に会いに帰るのもなんとなく気恥ずかしく、口実でもないと中々脚が向かないもんです。
去年のある日、~~トレイルランナー奥宮さんのFunTrail社主催（~~スイマセン、違いました。広島のaeruという団体の主催です）で秋吉台にてトレイルランを開催していました。そして、下松の笠戸島でのレースも予定しているという記事を見て、開催されたら是非出ようと決めていたのでした。疎遠になっている実家に帰るいい口実にもなるし、と思ったのでした。
その後、無事にレースの開催が決まり、エントリーと帰郷の飛行機も確保。岩国空港経由で3量編成の山陽本線に乗り、久しぶりの実家に帰りました。母は日頃1人で気楽に暮らしているとは言っていますが、やはり私達夫婦が帰ってくるのは嬉しいようでした。帰る口実がもっと増えると良いのですが。
さて、いよいよレース当日になりました。先週、ごちゃごちゃと忙しいことが重なりレース前日からあまり調子が良くなくて、当日の朝もフラフラ状態でしたが、何とか30分前には体調も落ち着いてスタート会場に向かうことができました。スタート会場では同じチームに所属していて周南市に転勤で来ていらっしゃる方ともお会いできました。これも目的の一つだったのです。
いつもの調子で奥宮さんのガイダンスの後スタート。2チームに分けての時差スタートでした。天気は生憎曇りがちで大風が吹いていましたが、地元の方々の熱烈な応援と、豊富なエイドのおかげで楽しく走ることができました。海の傍を走るので、香港Sai-Kungの時のように砂浜の近くを通ることもあり、気持ちがいいコースです。

雨が降ったおかげでドロドロの斜面も有りましたが、総じて走りやすいコースだったと思います。おろしたてのALTRA Lone Peak 2.5も泥だらけにはなりましたが、グリップもよく、足指には何のダメージも残りませんでした。クッション性も良好です。
また来年も開かれたら参加したいと思います。山口でのレースももっとメジャーなものが増えるといいですね。